千葉県南房総館山市にある曹洞宗のお寺です。水子供養・永代供養・ご祈祷などのお申し込みは当山まで。坐禅体験もあり。

曹洞宗 正木山西光寺

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仏教に関するQ&A

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七十代男性からのご質問

昨年、甥が自ら命を絶ちました。
葬儀をどうするか、菩提寺は遠く離れた所にあり、悩みましたが、遺体の保存などでお世話なりました、葬儀屋さんに相談したところ取り敢えず仮葬儀を執り行ってはとの助言を頂き、地元の曹洞宗のお寺で葬儀を執り行いました。
菩提寺も曹洞宗です。
地元のご住職は、後日菩提寺にお伺いし事情をお話しすればお理解頂けますよと、優しく教えて頂きました。

直ぐ菩提寺にお伺いすれば良かったのですが、施主が病気で倒れ今日に至っております。
この度一周忌を迎えるにあたり、菩提寺も遠いし地元に改葬してはとの結論に達し、改葬の手続きに菩提寺へご挨拶に伺おうとしましたところ、来る事はない早く持って行けと言われ、先日改葬に伴う事務手続きを義弟を介し済ませ、御霊抜き法要も執り行いました。実に冷たい法要でした。

離檀届に署名捺印後、ご住職にかけられた言葉は、"奥歯に引っかかる行為は慎んで欲しい"と言われました。
中に入った義弟によると大罪を犯したとも言われたそうです。
幸い、地元で曹洞宗様により、大変丁寧な法要を執り行うことが出来ました。
ちなみに申し上げますが、田舎での御霊抜き法要にはお布施五十万円お包みしました。

私どもにも手落ちがあったにせよ、また甥の自殺と言う引け目があったにせよ、納得出来るものでありませんでした。
今後、故人を供養するにあたり、私達は何をしなくてはならないでしょうか。
田舎の前菩提寺の対応を含めご教示下さい。
お寺様を匿名に致しました事お詫び申し上げます。

答え

いろいろ大変でしたね。
まず、今回の件での失敗は、あなたの仰るとおり、甥御さんが亡くなった時点で、すぐ菩提寺に連絡しなかったことに全てが起因します。
その責任の大半はあなた方にあるのではなく、対応された葬儀社と仮葬儀を行った地元の住職に有ると言えるでしょう。

先ず、葬儀社は故人の菩提寺を確認する必要があります。
これが何より大事なことです。
菩提寺があれば、どんなに遠くとも、必ずその住職に連絡をしなければなりません。
それにより住職の都合で、葬儀に行けるとか、行けないかが決まります。
もし、行けないということであるならば、代理の僧侶を紹介してくれるなり、葬儀社に一任するなりの助言がある筈です。
これは、葬儀社たる者、そのプロとして当然な義務なのです。

次に問題だったのは、地元の紹介された住職の対応です。
もし、菩提寺が有るというのであれば、喪主に菩提寺住職に連絡をしたかどうかを先ず確認すべきなのです。
その上で、葬儀社一任の上その住職に依頼が決まったとしたら、さらに、仮葬儀か本葬儀かを確認します。

仮葬儀とは、とりあえず俗名だけで行う告別式を言います。
本葬儀とは菩提寺住職か、あるいは代理の住職が正式に故人に戒名を授与する儀式を言います。
それ以外、住職の都合により、49日忌とか納骨式とかに菩提寺住職自らによる場合があります。
葬儀とは、戒名(法名)を授与することを意味しますので、戒名の無い場合すべて「仮」になるのです。
以上のことを認識して置かないと必ずトラブルになります。

喪主にとって葬儀は当然不慣れのズブの素人ですから、今回のトラブルの責任は喪主ではなく、その仲介や指導に当たった葬儀社と紹介された住職にあるといえるでしょう。
「大罪」こそ彼らにあるのです。

「紹介葬儀」は坊さんにとってお布施は入るし、葬儀社にとっては紹介料が入るという、ある種の結託が存在するのです。
喪主にとっては、仮葬儀とは葬儀を実質二度やるようなもので、その経費は実にバカになりません。
そんな余分な費用を出させないためにも、どんなに遠くとも、葬儀こそ菩提寺住職が自ら出かけるよう努めるべきです。
交通費、宿泊費など「二度」の経費に比べれば大したものではありません。

その地方の菩提寺住職にすれば、葬儀も連絡なしに勝手にやっておいて、一年も経ってからいきなり来て改葬すると言われれば、正直腹も立ちます。
ただ50万円の中に御霊抜き法要以外の葬儀や一周忌布施、離檀料などが含まれているのでしょうか。
諸般のことが分かりませんのでなんとも言えません。

確かにその住職の対応には問題があるでしょう。「大罪」などと言う前に、施主の執るべき行為に問題が有ったら諄々と諭すべきでしょう。
坊さんも人間です。色々な人格の者がいるということです。
何れにしても、はっきり言えることは、あなた方こそ最大の被害者であり、トラブルの責任は全て葬儀社とその僧侶にあるということです。
その辺の責任の所在と苦情を今からでも当事者に言っておいた方がいいと思いますよ。同じ「被害者」を出さないためにも。
あと、離檀も入檀も、改葬の手続きと同様に、きちっとした書類で確認しておく必要があります。

合掌

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